チョコタンの痛々しい包帯跡、よく耐えた!


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チョコタンの手術は無事終了

 

チョコタンをお迎えに行くと、チョコタンはまた診察台の上で尻尾を振ってくれていました。
撫で撫でしてギュッとチョコタンを抱きしめました。

 

そうしていると、先生からお話がありました。

 

『チョコタンの手術中、脇のしこりと一緒にリンパ節を取りましたが、既に脇のリンパ節に癌が転移していて、リンパ節が癌そのものになっていました。』と言われました。

通常犬のリンパ節は小指の先ぐらいの大きさなのですが、チョコタンのリンパ節は癌に侵されて大きさが倍以上になっていたようなのです。

乳腺腫瘍の手術はしこりの大きさが小さくても、そのしこりが出来た側の乳腺全て取ってしまうのが最善の方法です。
なぜなら犬の乳腺は、左右それぞれ縦一列に全部つながっています。
なので、しこりの部分だけ取っても乳腺を通してすぐに癌細胞が近くに飛んでしまいやすいのです。

 

でもチョコタンは一回目の手術で一番上の乳首のあたりは切除されていませんでした。
今回の転移もそのあたりにしこりが出来てしまったのです。

 

あの時一回目の手術で取っていれば違ったのかもしれない・・。
チョコタンごめんよ。痛い、怖い思いばかりさせてしまって・・。

リンパに転移していたこと、チョコタンの死がぐっと迫ってきたようで、怖くなり、チョコタンを抱っこしながら帰りの車で泣きました。

チョコタンは自分が一番辛いのに、それでも、泣いている私を心配してペロペロずっと舐めてくれていました。

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