乳癌、闘病記⑱


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チョコタンの容態が悪化していく

チョコタンは数日に一回は、癌の痛みから眠れない夜があり、痛み止めをあげて、を繰り返していました。
痛みからヒーヒーと鳴いている夜もあれば、ぐっすりと朝まで熟睡している夜もありました。

そんな日々を繰り返していたので、家族も見ているのが辛く、今日の夜はどうだろうか・・と夜がくるのが怖く、心身ともに疲れが増していました。

痛みのない日もありましたが、チョコタンの元気は確実に癌に奪われていきました。

元気な頃ならば、家族が帰って来たら大喜びで玄関までダッシュで来てくれていたのに、今では横になったまま動かず、シッポだけ振ってくれている様な状態になっていました。

チョコタンの乳腺腫瘍の進み方は、右側に転移した辺りから、もの凄い早さで悪くなっていきました。

私は、チョコタンともうお散歩に行けなくなるかもしれない、そう思い、チョコタンと二人きりでのお散歩に出かけました。

チョコタンはこの時左前足は既に全く使えなくなっていて、右後ろ足も少しびっこを引き始めていました。

そんなガタガタの足の状態で、チョコタンの体調が比較的良さそうな日に出発しました。

チョコタンが子犬の頃から、お散歩の時によく家族で来ていた公園。
ここは、春になると公園にずらりと並んだ桜の木が一斉に満開になるのです。
毎年、チョコタンを連れて家族皆で、お花見散歩をした思い出の公園。

チョコタンが子犬だった頃のことから今までを思い出しながら歩きました。

今のチョコタンの姿を目に焼き付けておこうと思いました。

チョコタンはきっとこの時、足にも癌からの痛みがあったのかもしれません。

ですが、私の横に並んで必死に、痛む足を引きずりながら歩いてくれました。
私を心配させまいと、喜ばせようと、使えなくなっていたはずの左前足も地面に着けて歩いてくれました。
『頑張れ、チョコタン』と声をかけながら、二人でゆっくり桜公園を歩きました。

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